奥多摩周遊道路へ行きました
「払沢の滝へ行きました」の続きです。滝を訪れた後、その足で奥多摩周遊道路へ向かいました。
奥多摩周遊道路は夜間は通行禁止になっています。夏場は通行開始が午前8時からですが恐れることはありません。早めに行っても「都民の森」の駐車場で通行解除を待つことができるので安心です。早起きし過ぎのフライングスタートで大丈夫です。
8時少し前に「都民の森」に到着しました。奥多摩周遊道路のゲートはオープン前ですが駐車場にはすでに多くのクルマがいます。皆さん早起きです。特にバイクの数が多いです。
都民の森を目的地としているクルマもあるようですが、半分以上は奥多摩周遊道路のオープン待ちといった風情です。バイクの方はほぼ100%が周遊道路オープン待ちですね。ツーリングのメッカ感が凄いです。
真夏でしたが当日は気温も低く快適でした。普段は苦手な缶コーヒーを飲みながらゲートオープンをのんびり待ちます。
8時少し前に管理の方がやってきて通行止めを解除してくれます。写真には写っていないのですが、ゲート前は既にクルマとバイクの行列ができています。行儀の良いレース前みたいになっていて独特な光景でした。
ゲートが半分ほど開き左車線が通れるようになると、バイクとクルマが次々と周遊道路へ吸い込まれていきます。せめて作業完了まで待ちきれないのかと思いましたが、管理の方も怒る気配などありません。そういうものなのでしょう。郷に入らば郷に従えですね。奥多多摩周遊道路のゲートオープンに並んだ場合は、ゲート半分開いたらアクセルONと記憶することにします。暖かく出走を見守ります。
気の早い人たちの出発が終わって一段落した頃を見計らって、私もエンジンをかけます。気温は21度人にもクルマにも優しいドライブ日和ですね。
背後から猛スピードで迫ってくるバイクに道を譲りつつ月夜見第一駐車場に到着です。霧が凄くて何も見えません。本来は景色がよいのか、三脚にカメラを据えた人たちがチラホラ見受けられました。先ほど急いでスタートを切った人の中には撮影の場所取りの方もいたのかもしれません。
山側だけでなく道路も霧が盛りだくさんです。この霧の中のを走ってきたわけですけれども、改めてみるとちょっと怖いぐらい霧が深いです。エンジンの焼ける匂いを嗅ぎつつゆっくり走らないと危ないなぁと思ったりです。
初めて訪れた奥多摩周遊道路でしたが、私としては非常に好印象でした。走っている車両がバラエティに富むので、お互いのペースに気を配りながら走るような意識があるようで、走りやすいと感じました。
バイクってものすごく速いですね。驚きました。ぜんぜんペースが違うので、バイクが来たらよけていたんですけれど、律儀に左手で合図して抜いていくのが好印象でした。ちょっとバイクに乗りたくなります。
本当に走りに来ている人は、短い区間を何度も走るのだと知りました。月夜見第一駐車場でぼんやりしていると、かなり手を入れてありそうなマツダのFDセブンが何往復もしていました。帰り道に月夜見第二駐車場でボンネットを開けてクールダウンしてたので、第二駐車場と第一駐車場の間をクルクル回ってたんでしょうね。FDだけではなく、他にも数台のバイクやらクルマやらがクルクル回ってそうでした。
初めて訪れたツーリングのメッカはなかなか楽しい場所でした。