スズキ・スイフト 散歩の途中に出会ったクルマを衝動買いする

暑い夏の日でした。アルファGTVを失い徒歩で近所を歩いていた時に、スズキのお店に吸い込まれました。事前の下調べなど一切せず、ふらりと入って試乗して、その場で買いました。それが人生で2台目に買ったクルマです。スズキ・スイフトです。

スズキ スイフト AT

スズキ・スイフト

散歩の途中に買ったクルマは後にも先にもこの1台きりです。値段が手頃だったこともあります。しかしそれ以上に即決するほどその出来栄えに感動したからです。

GTVからの乗り換えということで驚きの連続でした。一番嬉しかったのはエアコンがちゃんと効いたことですね。キンキンに冷えた冷風が出てきた時の感激はちょっと言葉では表せません。夏場に暖房を付けていたGTVとでは快適度の差は歴然でした。

その他にも後方視野の素晴らしさなど感動ポイント目白押しだったわけですが、そのあたりはまたいつか。

ただ、所有期間は一番短く、たしか1年ほどで乗り換えたように思います。車両本体への不満は全く無かったのですが、スズキ・スイフトによって国産車の素晴らしさ、現代的なクルマの素晴らしさに気付いてしまったのです。乗ることで自分が知らなかった新しい価値観を気づいたという面では、スイフトは今乗っているボクスターに共通する衝撃を私に与えたようにも思います。

そうなってくると、今度はより良い国産車へのあこがれが強くなりました。また、当時の私はクルマにブランド力を求める傾向があって(もちろん今もありますが当時の方が断然強かった)もう少しブランド力が欲しいなと考えたのです。そういったことが次のレクサスIS購入へ繋がった気がします。ブランド重視なら御三家では?という話しもあるのですが、そのあたりはまたいつか。

今時点の私の感覚や置かれている環境で考えると、クルマに求めるものがステータスや快適性などといったものから「遊び」要素にグッと傾いています。

ので、スイフトを購入して乗りつぶす感覚で、色々いじっても楽しいかなと(わりと真面目に)思ったりしています。現実的には困難なのですが。