カイエンS ハイブリッドに試乗する (前編)
CayenneS Hybrid(カイエンS ハイブリッド)に試乗しました。Cayenneってnが重なるんですね。綴りに注意です。
例によって外観ですが、都内だとカイエンはとてもよく走っているので、見た目的にはそれほど驚きはありません。実際に目にすると、とにかく大きいです。
運転席周りですが。計器類の針がグリーンです。ポルシェのハイブリッド系のテーマカラーがグリーン(蛍光系のグリーン)とのことです。外観でもブレーキキャリパーがグリーンです。写真では分かりづらいですが、モデル名ロゴもグリーンで縁取られています。ハンドルは次期911系の最新のやつです。このハンドルの形カッコいいですよね。
計器類はハイブリッド特有なのかちょっと独特です。左から順にいくと。一番左は冗談は油温、下段は謎ですがハイブリッドにまつわるバッテリー系の値の気がします。左から2番目は恐らくモーターのエネルギー(回転数?)です。中央はエンジン回転数とデジタル表示の速度計です。左から4番目はマルチファンクションディスプレイです。写真では動力の状態を表示していますが、様々な情報を出すことが可能です。右端は上段が水温、下段がガソリン残量です。
アナログスピードメーターが無くなって、その場所にモーターの回転数的なのがあるのは時代の流れを感じます。個人的にはアナログスピードメーターが無くなったのは残念だったりもします。
デジタル表示のスピードメーターは表示に若干のタイムラグがあります。今までは気づかなかったのですが、一度タイムラグに気づいてしまうとわりと気になってしまい、最近はアナログメーターを見ることが多くなっているからです。
中央のコンソールにはボタンが沢山です。マカン、パナメーラも多かったですがカイエンも多いです。さすがに3回目なのでそこまで驚きはありません。いくつか謎ボタンも見受けられましたが気にしません。スポーツクロノパッケージが入ってるようでストップウォッチがあります。スポーツボタンはあったのですが、スポーツプラスボタンが見当たりませんでした。カイエンだと設定が無いのかもしれません。
天井のボタンも多めです。
パナメーラ同様に全体的に質感が高いイメージです。ボクスター、ケイマンや911よりも高級感があると思います。ポルシェは内装が安っぽいというのが定説でしたが、現行モデルではボクスター系も911系も内装の質感はグッと上がっていて値段相応になったと言われています。少なくとも安っぽさは感じないです。
ポルシェの内装が良くなったのはカイエンからと思っているのですが(911系とは違う層の顧客にアプローチしたおかげ)、さすがに高品質なポルシェの母という感じでした。
つづきます。