ボクスターに鉄粉が刺さったので粘土で除去する

洗車をしている時に茶色い染みのようなものを発見しました。ショックです。リアのロゴ付近ですね。最初は汚れかと思い、やや強めにこすったりしましたが、取れる気配がありません。ショックです。

サイズは極小です。自分で洗車をしないと間違いなく気づきません。爪の先ほども無いサイズなので、こんな極小点を気にするのは神経質過ぎてナンセンスな気もしますが、気づいてしまったし、気になってしまうのは仕方ないので綺麗にすることにします。

ボディ 鉄粉

ネットで調べたところ、どうやらこれは「鉄粉」らしいのです。空気中には微細な鉄粉が存在しており、それが塗装面に刺さり、刺さった鉄粉が錆びることで茶色く腐食するということです。そうなると、たとえば、屋外で撮影中のナタリー・ポートマンの顔にも鉄粉が刺さっているということになるんでしょうけど、ちょっと想像がつきませんね。

鉄粉がコーティングや塗装を貫いてボディに達することはほぼ無いようです。放置しておいても、鉄粉が原因でボディ本体まで腐食が進むことはないということですね。鉄粉そのものは放置すると風化して消えるようですが、茶色い錆色は残るようなので、やはり除去した方が良さそうです。

鉄粉の除去方法としては「ケミカル」によるものと「粘土」にくっつけて取るという2種類の方法があるようです。ケミカルはコーティングや塗装面への影響がよくわからなかったので、今回は粘土で取ることにします。

粘土による鉄粉除去も人生初ということで、どきどきしながらカー用品店へいくと、種類は少ないながらもいくつか粘土が売っていました。700円前後だったと思いますが、写真の粘土を購入しました。ノーコンパウンドが購入の決め手です。コンパウンドはヤスリのような効果を持っていてボディ表面を削ることで細かいキズを消すことができるようです。今回はヤスリがけしたいわけではないのでノーコンパウンドです。

粘土 シュアラスター ネンドクリーナー ソフト

柔らかくなるまで手で捏ねるよう書いてありましたが、夏の暑さで勝手に柔らかくなっています。手間が省けました。適量をちぎります。写真は取り過ぎですね。ターゲットの鉄粉は極小ですから。半分ぐらいで十分でした。

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まず最初に普通に洗車をします。表面に汚れが残っていると粘土でゴシゴシやったときに傷つくそうです。

洗車完了後に鉄粉部分にホースで水をかけながら、粘土で「撫で」ます。拭くというより、撫でる、滑らせるといった感じです。水をしっかり流していると、ツルツルと滑る感じになります。強くこすると傷になるらしいので注意が必要です。

何度か滑らせていると茶色い染みは綺麗さっぱりなくなりました。粘土の効果はホンモノです。写真を撮りましたが、無くなってるのでもうわからないですね。上で光ってるのは水滴です。

鉄粉 ボディ 洗車

ということで、初めて鉄粉除去は上手くいって満足しています。粘土がたっぷり余っていますが、粘土ですし長期保存に耐えそうなので、次の鉄粉に備えて保管することにしました。