マカンSに試乗しました

マカンSに試乗する機会がありました。以前ベースモデルのマカンには試乗しているので2回目のマカン試乗になります。

一回目の試乗:マカンに試乗しました

前回マカンに試乗した際は、私が乗ったことがあるポルシェは自分で所有するボクスターSのみでした。他のポルシェの乗り味を知らない中での試乗の感想だったわけです。あれから数ヶ月の間にカイエンとパナメーラにも試乗したことで、少し感想が変わってくるのかもしれないと思いながらの試乗でした。

パナメーラパナメーラS・ハイブリッドに試乗しました

カイエン:カイエンS ハイブリッドに試乗する

 

試乗車コチラです。外装はゴールド系のメタリックカラーで高級感があります。マカンSです。

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前席はこんな感じです。レザーシートで高級感があります。相変わらずステアリングが良い感じです。オプションのキーレスエントリーが着いていました。私は電子KEYをわざわざ差し込むという演出がちょっと好きだったりするので、、キーレススタートはちょっと寂しく感じます。(キーレスが便利なのは知っているのですが、キーを差し込む、ひねるという感じが好き)

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オプションのスポーツエグゾーストが着いていました。もちろんONにします。かなり存在感のある排気音になります。後付もできるオプションなので自分のボクスターに付けるかどうかいつも迷っているオプションの一つです。

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さて、肝心の乗り味です。それほど距離を走れたわけでもないですし、グイと踏み込めたわけでもないですが、印象はスポーティです。パナメーラ、カイエンと試乗した上でマカンに再び乗ったわけですが、初めてマカンに乗った時に感じた「軽々動く」という印象が強いです。

SUVですしかなり大きな車体なのですが、見た目の印象とは逆です。「重厚」ではなく「軽快」な乗り味です。マカンは頑健さや重厚さなど従来のSUVが目指す方向ではなく、もっとスポーティーな方向を目指しているのだと感じます。

私が乗っているボクスター(ケイマン)は、ポルシェのラインナップの中では、最も「軽快さ」を意識したモデルだと思われますが、マカンはボクスター・ケイマンが目指しているライト・スポーツ的な方向をややマイルドにした感じと言えばいいのでしょうか。

距離感でいえば、パナメーラ・カイエンとボクスターの距離感はかなり有ります。パナメーラとカイエンは、もちろんポルシェなので「速い」のですが、味付けが「高級指向」と言えばいいでしょうか。重厚感・高級感がかなりしっかり演出されています。一方で、マカンはボクスター・ケイマン(あるいは911)よりも、重厚感や高級感はありつつ、スポーティーさ(軽快さ)も感じることができます。絶妙なバランスだと思います。

営業さん曰く、今ポルシェで最も売れているのはマカンというのも納得です。高級感とスポーティさの両方を一台で楽しめるのですからお得です。