払沢の滝へ行きました

5滝目は払沢の滝

東京都西多摩にある払沢(ほっさわ)の滝へ行ってきました。ボクスターを購入していらい行くあてが無いので滝へ行き始めました。特に滝に興味があるわけではありません。

華厳の滝、白糸の滝、粟又の滝、浄蓮の滝に続いて5滝目です。払沢の滝は日本の名滝100選にも選ばれている立派な滝です。こうなってくると華厳の滝と白糸の滝の写真を撮り忘れたことが悔やまれます。相変わらず滝に興味はないのですが、再訪の必要を感じ始めているのが我ながら不思議です。

 

間違ってもよい三叉路

中央道で八王子西ICまで行き、そこから檜原街道を西進します。途中に運命の三叉路があります。左折すると檜原街道が続きます。ツーリングのメッカである奥多摩周遊道路の入り口「都民の森」へと続く道です。

右折すると都道205号線に入り払沢の滝へ着きます。大抵のクルマは名道目指して左折します。でも右折しても名滝へ着くわけですから、道を間違っても幸せになれる稀有な三叉路といえます。素晴らしいですね。

 

とうふ屋さんが重要

三叉路右折して205号線を進むと「檜原とうふちとせ屋」が見えますので、とうふ屋さん横の細い道へと進みます。このとうふ屋さんは、払沢の滝へ行くには外せないランドマークになっているようです。そして実際大切です。とうふ屋さんがあるからこそスムーズに辿り着けると言っても言い過ぎではありません。万が一とうふ屋さんが店を畳んだらどうなることかと心配になります。

とうふ屋さん横の道を直進し細い橋を渡ると駐車場です。私が車を止めた場所は払沢の滝の駐車場では無かったのかもしれません(帰りに気づきました)もう少し直進する必要があったかも。早朝でだれも居なかったのでドッグラン?の駐車スペースに停めさせてもらっていました。

f:id:boxsters981:20150817145711j:plain

 

滝までの距離はかなりある

滝までは遊歩道になっています。木くずが敷き詰められておりフカフカの道です。歩くと気持ち良いです。早朝ということもあり、気温も低く、8月だというのに歩いても汗ばむほどではありません。最高の早朝散歩を楽しみます。距離はかなりあるので歩きやすい靴がオススメです。20分ぐらい歩いた気がします。

f:id:boxsters981:20150817150956j:plain

f:id:boxsters981:20150817151002j:plain

 

水が綺麗で驚く

水源地ということで水が非常に綺麗です。改めてみると透明というのは不思議なものです。ボクスターのフロントガラスもこのぐらい綺麗に磨けるといいんですが。こういう水ってそのまま飲めるのでしょうか。

f:id:boxsters981:20150817151417j:plain

f:id:boxsters981:20150817152234j:plain

f:id:boxsters981:20150817151427j:plain

f:id:boxsters981:20150817151436j:plain

 

払沢の滝

滝ですね。私は滝の味わい方が分かりません。受けた印象を言語化する術を持たないのですね。したがって月並みな表現になります。良い滝でした。涼しかった点も素晴らしいですね。滝のソムリエのような方がいれば適切な表現ができるのでしょうが、名滝100選も私の前ではただの良い滝でしかないのが残念です。

f:id:boxsters981:20150817152715j:plain

f:id:boxsters981:20150817152812j:plain

f:id:boxsters981:20150817152820j:plain

f:id:boxsters981:20150817152827j:plain

 

払沢の滝を振り返る

私は滝そのものに興味があるあわけではなく、ボクスターに乗るために滝に行っているだけです。ボクスターに乗るという目的達成の手段としてですが、払沢の滝の再訪は「アリ」だと思います。

払沢の滝は非常に自然豊かな環境なのですが驚くべきことに都内です。都内からふらりとドライブするには手頃な距離感ですから、これは利用しない手はないでしょう。

名滝100選に選ばれているのは伊達ではありません。行けば満足できる滝です。滝そのものも素晴らしいですが、滝へ至るまでの道路、駐車場、美しい遊歩道など名滝を中心とした周辺環境がきっちり整備されているのがライトな滝ユーザーには嬉しいです。

行ったのが早朝だったので開いている店舗はありませんでしたが、滝周辺には軽食を食べれるような施設も多くありそうでした。ドライブをして、散歩をして、ご飯を食べるところまで楽しめそうです。あれだけ水が綺麗なので、川魚や山菜系も期待できる気がしますが、どうでしょうか。

それにしても、これほど美しい水が何をどうすれば都会を流れる残念な河川に変化するのが不思議で仕方ありません。ボクスターをちょっと走らせるだけの距離しか離れていないのに。

とエコっぽいことを言った舌の根も乾かぬうちに奥多摩周遊道路へガソリンをばら撒きに向かうわけで、人間の業の深さを感じますね。