夏のドライブに最適な場所を見つける

夏のドライブは涼しい郊外を走りたいものです。ところで、「涼しい郊外」はどこに存在するのでしょう。涼しい郊外を効率的に発見できれば、あれこれ迷わずにドライブの目的地を定めることができます。涼しい郊外の見つけ方を考えておくのは悪く無いと思うのです。

私の今までのドライブ経験が教えるところによれば「滝」は基本的に涼しいです。日光にある華厳の滝などは圧倒的に涼しかったです。下が今まで行った滝のリストになります。勝率は4分の3です。1と4の涼しさが圧倒的だったのもあり「滝=涼しい」と考えています。

  1. 華厳の滝 とても涼しい寒いぐらい(初夏 午前中)
  2. 白糸の滝 涼しい、歩いても汗ばまない(初夏 午前中)
  3. 粟又の滝 やや蒸し暑さを感じる(真夏 午前中)
  4. 浄蓮の滝 涼しい、真夏に体を動かせるレベル(真夏 午前中)

ところで、先日榛名湖へ行ったところ、榛名湖も非常に涼しく快適でした。真夏の午前でしたが、涼しさは浄蓮の滝クラスでした。滝だけでなく湖も涼しい可能性が出てきたわけです。

要するに、滝だろうが湖だろうが、水辺へ行けば涼しいということなのでしょうか?そうでもありません。海辺は暑いですからね。となると、涼しさの源泉は何かが気になります。

結論からいってしまえば、涼しさを決めるの標高ですね。水があろうが無かろうが標高が高ければ涼しいと思われます。GoogleMapの「地形」モードで見るとわりと一目瞭然です。

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図で1−4のピンは先ほどの滝を表しています。5番は榛名湖です。これを見ると、あまり涼しく無かった3番の「粟又の滝」は千葉県の標高が低い場所にあるように見えます。それにたいして、涼しかった1,2,4,5の地域は全て山にあります。涼しかった1番の華厳の滝などは高い山の中にありますね。

要するに涼しい場所は標高が高い場所なのです。滝や湖は水辺だから涼しいのではなく、標高の高い山中にあるから涼しかったわけですね。標高が1000mあがると5度〜10度程度気温が下がります。このインパクトは大きいということですね。

それで早速、夏は標高が高い場所を目指そうと思ったわけですが、こうやって改めて地形を見ると関東平野というのは随分と大きい。やはり、夏場にオープンを楽しむには早起きして遠出しないと駄目なようです。